| 朝日旅行の1999m破風岳を登ると言う特集を読んで、比較的に料金が安かったのでツアーを申し込んだ。当初は僕ら二人だけだったが、たまたま明さんに話したら、彼女たち（明さんと坂さん）も参加することになった。時期的に雨の多い季節なので、天候が気になったが、ツアーなので運を天に任せるしかない。
6/26 AM5:40の関空快速にで大阪へ。天気は余り芳しくない。雨か？集合の新大阪に予定の7:00より10分ばかり早く着く。明さんはすでに来ていた。坂さんも7:00丁度ぐらいに到着。新大阪から新幹線で岐阜羽島へ行き、そこから観光バスで群馬県まで行く行程だった。関西はどんよりした曇り。岐阜羽島で小雨が降ってきた。天気が心配だ。
ツアー客39名（みんな中高年者で僕らがもっとも若年者のようだ）に添乗員1名。最近多くもなく少なくもなく人数的には丁度良い。バスも満員でないので、ゆったりと旅行が楽しめそうだ。中央高速から南アルプスを眺められるらしいが今日は見晴らしが悪く見ることができない。岡谷から長野自動車道を通り梓川ＩＣで昼食休憩。この頃になって空に晴れ間が見え出した。
バスが志賀高原をどんどん登る。麓の辺りで立ち込めていた霧も高原を登り切った頃、突然晴れ出した。今日は天候がめまぐるしく変わる。横手山ドライブインに到着。また、霧が立ち込めて来た。ここから芳が平の湿原を抜け、草津白根山まで登るハイキングコースだ。
芳が平湿原は霧に煙り、僕らは桟橋の上から植物を見ながら歩く。幻想的な風景だ。何処かでこのような光景に出会ったような気にさせられる。湿原の長い桟橋を渡りきり、ここから白根山まで緩やかな登りが続く。白根山は大きな樹木が全て立ち枯れていた。硫黄性のガスが悪いのかも知れない。白根山は山頂の分かり難い山だった。湯釜に登る制限時間を超していたので、残念だが僕らはあきらめ、展望台で記念撮影をする。山頂にある弓池の水は澄み切っていた。
駐車場で待つバスに乗り、今日の宿泊地である万座プリンスホテルに行く。湯釜を見れなかったことがとても残念で心残りだ。ホテルに着くなりすぐに露天風呂に入る。露天風呂の標高が1800ｍ以上は少ないらしく、碑が立っていた。雨にならず無事に白根山を登れたことに感謝する。
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